「User’s Voice」では、AFJの製品を使って設計をする人、施工をする人、そこで暮らす人たちにフォーカスして、なぜ選ばれたのか、どのように使用されたか、またそこで生活された感想などをご紹介しています。
第1回目の今回は東京都世田谷区にある明大前駅徒歩2分の飲食店「麻婆STAND明大前」様にお話を伺いました。
はじめにお店について教えてください
高井戸にある麻婆TABLEの2号店です。
オーナーが中華料理店から独立して麻婆豆腐専門店をオープンしたのが高井戸の1号店で、その2号店となります。
コンセプトについて教えてください
コンセプトは高井戸の1号店に関しても同じなのですが、オーナーの想いとしては特別な日の特別なお店ではなく、
お客様に日常使いしてもらえるお店を目指して店舗作りをしていきたいと考えています。
地域に住んでいる人を中心に生活の一部になるようなそんなお店を目指してオープンしました。
このコンセプトに基づいて内装も落ち着く明るい感じにして、気取らない料理を提供してます。
オーナーが炭水化物が好きなのでラーメン系のメニューも多数揃えていて、家族連れでも楽しめるお店になっていると思います。
明大前を選ばれた理由は
私の地元だったのでここにしました。知り合いがたくさん住んでいることも大きな理由の一つです。
明大前は住んでいる人間からすると個人店というかまた行きたくなる飲食店があまりなく、
チェーン店が多いんです。同じように思っているお客様もおられて、足を運んでもらっています。
内装はどのように決めましたか
元々、高井戸の麻婆TABLEを作るときにstudio pathofeuの比嘉さんにお世話になったので今回もお願いしました。
厨房の配置などはこちらで考えて用意をして、コンセプトやデザインなどは話し合いを重ねてご提案いただいたものを採用しています。
内装のこだわりはありますか
本当に内装にこだわっていただいて、
全体のバランスを取るために1mm単位で建材の
配置などの調整をしてもらって空間を作っています。
照明も一つ一つにこだわりがあるんです。
この屋内にある電灯なんかは、外にも同じものを
つけていただいたりしています。
その中で弊社の塗料を選ばれた理由をお聞かせください
御社の塗料(塗るテクスチャーシリーズ)は比嘉さんがよく使用されていたと聞いています。
この店舗に関わる前の現場でも使われていたみたいです。
今回、最初の研磨から塗装までを自分でしました。壁のコンクリートともイメージを合わせて研磨した床のような
質感を出したかったのですが、床の状態が悪くなかなかうまくいかなかったんです。
そこで御社の塗料を使用させてもらったところイメージ通りに仕上がりました。
実際にしっかり研磨をかけると時間もお金もかかってしまうので、この塗料を使用して良かったと思っています。
トップコート(アクアカラー グロスコート/クリア)をかけるというのも比嘉さんに可能かを確認してもらって、ツヤ感を出すのも目的だったんですが塗料の粒の保護をして長持ちさせるためにも使用しました。
ご自身で塗装されていかがでしたか
どんな塗り方をするのが正解かはじめはわからなかったんですが、塗り重ねていくうちに粒の量などの雰囲気も
分かっていった感じです。床の凸凹も塗るのに苦労したポイントだったんですが、仕上がってみると逆にこの凸凹が良い質感を出してくれていると感じています。
仕上がりに関しては
ただコンクリートを磨くだけよりも色々な表情が床に出たので、営業していくうちにその差が良かったなと感じることができました。塗る時は迷いはあったんですが結果的にはよいムラが表現できたと思います。
あと、うちは壁がコンクリートのままでなので冷たい印象があるんですが、ただのコンクリートのまま使うよりも
温かい印象になっていると思います。
実際店舗を始められての感想はどうですか
ちょっと汚れてもそれが味になるので良いと思います。清掃も簡単にできるので気に入っています。
現場名 : 麻婆STAND 明大前店
物件種別 : 店舗
使用製品 : 塗るテクスチャー STONE/ホワイト
アクアカラー グロスコート/クリア
設計 : studio pathofeu
施工 : 自主施工
ご自身で塗装された店舗で日々営業されている「麻婆STAND 明大前店」様、お忙しい中ありがとうございました。
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