2024.05.29

【AFJ株式会社】なぜ社名を変更したのか

こんにちは!

AFJ株式会社と申します。私たちはコンクリート基材に塗るための浸透性コンクリート防塵強化剤や強化剤を応用して開発したカラーリング塗料などの開発・製造・販売を一貫して行なっています。建築業界に携わる方や専門知識をお持ちの方は特にこの浸透性防塵強化剤は、防塵クリヤーや表面強化剤などの呼び方で耳馴染みがあると思います。

 そんな私たち「AFJ株式会社」は2024年6月3日に旧社名である「アシュフォードジャパン株式会社」から社名を変更しました。ぜひ、本ブログ記事をご覧の皆様には新社名のAFJ株式会社を覚えていただきたいのですが、今回はなぜ私たちが社名変更をすることになったのかお伝えしたいと思います。

  

アメリカ製品の輸入施工販売として創業

アシュフォードジャパン株式会社は1993年にアメリカ製の浸透性コンクリート強化剤を施工販売する会社として創業しました。

アメリカでは従来から大型のコンクリート空間を要する倉庫や展示場、アウトレットモールのような商業施設が数多く存在し、浸透性コンクリート強化剤はそんな施設で使われていました。

 一方、日本では現在見られるような大型のコンクリート打ちっぱなしの空間が広がる施設はそこまで多くありませんでした。そんな時代にアシュフォードジャパンはアメリカから製品を輸入し、日本で芽吹きつつある新たなニーズに対応するためにアメリカ製強化剤の施工販売をすることを開始しました。

 

自社開発・製造へ

発売当初のダストプルーフハード

 しかしながら、日本はアメリカとは施主の考え方や価値観も施設の規模感も大きく異なります。そんなアメリカとは異なる日本独自の商習慣や細かなニーズに対応することは難しく、日々悩みを抱えていました。そして、思い切って自社製品の開発に踏み出しました。

 創業から6年後の1998年、自社で浸透性コンクリート強化剤の開発に成功。AFJは製品の輸入をやめて、自社開発して製品のみを製造販売するようになりました。そこから、お客様のニーズや現場での悩みを元に開発を重ね、現在ではカラーリング塗料なども製造販売を行い、多くのお客様にご使用いただいてきました。

 

イメージの乖離から社名変更へ

 アシュフォードジャパンの歴史の中で輸入販売よりも自社製品の製造販売を重ねてきた期間の方が遥かに長いにも関わらず、弊社のことを知らないお客様は会社名のイメージから“海外製の塗料販売店”や“海外メーカーの日本支社”のような間違った認識を持ってしまうことも少なくありませんでした。展示会出展時も気づいたら、輸入建材のセクションにブースを割り当てられたりといったこともありました。

 これまで積み重ねてきた製品開発のノウハウと国内企業であるからできる日本にあったサービスをお客様にわかっていただくには、これまでの社名とは異なり国産塗料メーカーであることを知っていただけるようにしなければと考えるようになり、現在のA F J株式会社へ社名変更することとなったのです。

  これからも変わらず目の前のお客様のニーズや悩みに応え、AFJならではの製品の開発を続けられていくように努めて参りますので、これまでアシュフォードジャパンを知っていただけていた方にも、初めての方にもぜひAFJ株式会社を覚えていただければと存じます。

 

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